ミルフィーユ

ミルフィーユ

秋の訪れを知らせるミルフィーユ

ヨーロッパの秋の訪れは早い。

スイスジュネーブも8月後半には暑さも納まり、9月になれば上に何かしら羽織らないと肌寒いほどです。

そんな時期にスイス大学の傍、バスチョン公園(Parc des Bastions)に遊びに行くとマロニエの樹々が一気に色付き暫くすると桜吹雪ならぬ落葉吹雪がみられます。

そして目の前の地面には厚く敷き詰められた黄金色の絨毯が。

その中を散策すると、最初はカサカサ、カサカサという足音がしてきます。そして少しずつサクサク、サクサク。最後はザクザク、ザクザク・・・・・。ザク!!。まるで小さな子供かイヌッコロのように飛び跳ね走りました。近くで散歩していた老夫婦が「やあ、人生楽しんでるね!」とでも言いたげに私を見ながら笑っていたのが印象的でした。

ミルフィーユを作る度にこのことが思い出されます。

因みにmille-feuilleミルフィーユを直訳するとmille (千の) feuille(葉)となります。

そうフランス人にとってミルフィーユの食感は、こういうところから来てるのではないかと想像しているのです。

 

アンベリーのミルフィーユ

パティスリーアンベリーのミルフィーユ作りは、小麦粉の計量から!!

発酵バターのみ使用。

3つ折りを5回丁寧に折り込み高温のオーブンで一気に黄金色に焼き上げます。

毎朝炊き立てのクレーム・パティシエール(ブルボンヴァニラビーンズ使用)をサンドしています。

 

 

 

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